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【インターステラー】見所はここ!オススメ映画紹介 SF

 みなさん、こんにちは!

 今年のGWは10連休ですね!せっかくの長期休みに退屈してませんか?

 この映画紹介シリーズはネタバレなしで時間があるけど特にやることがなくて困っている人や「この映画、名前は聞いたことあるんだけどまだ観れてないんだよなぁ」という人のために観ていただくための記事です。ぜひ最後まで見ていってください🙇

 

 そして、本日ご紹介する映画は2014年公開、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』です。かなり有名な映画なので「もう観たよ」という人も多いのではないでしょうか。ただまた観てない、内容を忘れたという人なために紹介していきたいと思います。

インターステラー(字幕版)

 

 

  1. 簡単に映画の紹介
  2. あらすじ
  3. 見所・面白いところ
  4. テーマ
  • 選択
  • 時間
  1. 終わりに

 1.簡単に映画の紹介

 

 まず主人公クーパー(元空軍パイロット)を演じるのはマシュー・マコノヒー(小原雅人)です。『マジック・マイク』の演技の凄かったですが、本作でも「さすが」の一言でした。

 さて、この作品は地球を離れ、新たな居住できる惑星探索を行うため、別の銀河へと有人惑星間航行(インターステラー)するSF映画です。上映時間はおよそ3時間!最近だと長くても、2時間というのが多い気がしますが、3時間は長く感じますね!でも、それだけ内容の濃い作品になっているということなんです。本作では重力から相対性理論といった様々な物理の法則とヒューマニズムをミックスされていて、理系科目は無理!という人でも「へ〜、そうなんだ」くらいの感じで楽しめる映画になっています。

 

2.あらすじ

 

 時は近未来。地球規模の異常気象による植物の枯死により、人類は食糧危機、滅亡の危機に晒されていた。元空軍パイロットのクーパーは、トウモロコシ畑を営んでおり、義父、息子のトム、娘のマーフィー(マーフ)と暮らしていた。ある日、大規模な砂嵐の際、マーフは本棚から勝手に本が落ちる現象を目撃し、「幽霊の仕業だ」というが、クーパーは重力の異変に気付き、マーフと共に地図には示されていないある施設に向かう。そこはなんと、秘密裏に行動していたNASAの基地であり、NASAはそこで地球を捨て、ワームホールを通り抜けて別の銀河に人類の新たな住処を探す「ラザロ計画」を遂行していた。すでに数名が別の星で待っていて、信号を送り続けている。クーパーは次のパイロットになってくれないか、と頼まれる。帰還できたとしてもそれが100年後なのか、もっと後なのかが不明でマーフは激しく反対する。結局、和解することができないまま父クーパーは「帰ったら二人の時計を合わせよう」という言葉と時計を残し、娘のマーフをはじめとした家族、そして人類を救うため宇宙に旅発つ。果たして、別の居住可能惑星はあるのか、クーパーは無事マーフと再会することができるのか・・・

 

3.見所・面白いところ

 

 『インターステラー』の一番の魅力は大迫力かつ設定、物理の法則が細かくしっかりしていることです。SF映画ではよく「迫力はあるけど、本当にそうなの?」と思ったり、「そんな馬鹿な笑」と笑ってしまうようなものが多くあります。何より多くの人々は宇宙のこと、ましてや細かい物理の法則なんて知りません。なので、迫力を優先し、そういった細かい設定をすっ飛ばしてしまう映画が多いのではないでしょうか。

 しかし、本作では前述したようにおよそ3時間という長い時間をかけて、三次元に於ける時間と重力、特殊相対性理論などの細かい物理の法則にもしっかり触れながら、迫力も満点です。尚、この映画の製作にはノーベル物理学賞を受賞している理論物理学者のキップ・ソーン氏が科学コンサルタント兼製作総指揮を務めています。(ただ、観ていて全て理解しようとするのは大変なので、本当に「そうなんだ〜」くらいのノリで大丈夫です)

 

4.テーマ

 ここからは私が思う(飽くまで私個人の)作品のテーマについて話していきたいと思います。

 

「選択」

 まずは「選択」です。私たちの世界は三次元で時間は一定方向、未来にしか進みません。この先タイムマシンが発明されない限り、過去に向かうことは不可能ですよね。本作においてクーパーはいくつもの選択を迫られます。時間が限られているため、2つあるうちのどちらを選ぶか、人類をとるのか家族をとるのかなどクーパーの前には常に冷酷な選択が用意されています。人生が限られていて、選択を迫られるのは私たちも同じですよね。どちらが正解かなんて時が経つまでわからないし、後悔することだってあります。たとえ、間違っていても立ち止まるわけにもいきません。こうした人生における厳しい「選択」とまたそれによって得られた結果とどう向き合うのかについて考えてみるのもいいかもしれません。

「時間」

 本作におけるもう一つのテーマとして、私は「時間」があると思います。皆さんは「宇宙では時間が進むのが地球よりも遅い」という話を聞いたことがありますか?私は物理の専門家ではないのであまり言及できませんが、本作でも宇宙と地球の時間の進み方には大きく差があります。上でも述べたように大抵の場合、地球であろうが宇宙であろうが時間の進み方は不可逆的で過去には戻れません。つまり、人生の短い人類において「時間」はとてつもなく貴重なものであるわけです。クーパーは本作で何度も「時間が・・・」「時間は・・・」といった発言をし、マーフに渡したのも「時計」つまり「時間」ですよね?これらの描写は私たち観ているひとの意識を「時間」に向けさせるものであり、「時間を大切にしろ」というというメッセージなのかもしれません。

 

5.終わりに

 

 最後まで読んでいただき本当にありがとうございました🙇 本当に面白い、3時間があっという間の作品なのでまだ観てないという人は是非!また、もう観たよ!という人も今回の記事でまた観ようかなと思っていただければ幸いです。

良い映画ライフを!

 

もしよろしければ、実際に観た感想などあればコメントで教えてください!

 

 

 

 

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