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あの物語には続きがあった!?映画【ヘンゼル&グレーテル】 見どころ

 みなさん、こんにちは!なつをです!

 いつも足を運んでいただきありがとうございます!

 

 みなさんは童話『ヘンゼルとグレーテル』を見聞きしたことはありますでしょうか?両親に捨てられた兄妹がお菓子の家を見つけて、そこに住んでいた魔女をやっつけるお話です。

 童話としてはハッピーエンドであったわけですが、このお話の背景は諸説あるらしく、ただのいい話ではないとの噂も。

 

 例えば、この童話が生まれたのが16世紀頃、つまり魔女狩りが最盛期の頃です。魔女狩りとは人々の無知による社会不安から発生した大迫害、集団ヒステリー事件のことであり、法的な段階を踏まず、多くの無実の人間(男女関わらず)が火あぶりなどで殺されてしまいました。

 童話でも最後に魔女は火で殺されているのでこう言った時代背景から生まれた話であるのかもしれません。

 

 また、医学の面から見ると「魔女」とは病気によって容姿が醜くなってしまったお婆さんで、指や鼻が曲がっているのは関節リウマチによるものであり、見た目などから迫害され街に住めなくなってしまった老人が子どもに怖がられ殺されてしまったお話である、という解釈もできるそうです。

 

 今回はこのように成立の背景が色々と考えられるお話が原作となった映画『ヘンゼル&グレーテル』のご紹介です。2013年公開(日本ではされていない)の映画で、監督はトミー・ウィルコラ、主演はジェレミー・レナージェマ・アータートンです。ジャンルはアクション、アドベンチャー、ホラーです。

 ヘンゼル&グレーテル (字幕版)

                 画像はAmazonより

 

 簡単な紹介

 

 これは童話『ヘンゼルとグレーテル』の15年後のお話である。15年経った現在も街では魔女に子供が連れ去られる事件が多発し、住民は「疑わしきは罰せよ!」と言わんばかりに魔女の可能性がある者は真偽を問わず火あぶりにしていた。そんな街に例の事件以降魔女狩りを専門とする賞金稼ぎとなった2人が現れ、事件の解決を約束する。

 

 

 見どころ

 

 おそらく誰もが一度は聞いたことがありそうな物語が題材であり、日本では公開されていない映画なのでここまでで興味が湧いたという方もいるのではないでしょうか?

 

 とにかくグレーテル役のジェマ・アータートンが美しく、強いんです。これは現代の女性の象徴と言えるかもしれません。

 

 この作品は記事の前半で少し触れましたが、童話で語られてきた光の部分と「魔女狩り」「迫害」つまり童話では語られない物語の影の部分がテーマとして並び立っています。

 

 不安や危機感で押しつぶされそうな民衆がちょっとした噂や嘘話で迫害や火あぶりといった行動に出てしまうところは情報に踊らされてしまっている現代の私たちにも共通しています。魔女狩りや迫害は現代でも起こりうる、というメッセージ性もどこか感じられます。

 

 また、ヘンゼルは15年前にお菓子の家を食べ過ぎたことにより糖尿病にしっかりなってしまっているというのが地味に面白いなぁ、と感じたところでした。(甘いものの摂り過ぎには気をつけましょうね、、、)

 

 

 

  

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 最後まで見ていただきありがとうございます!それではみなさんの良き映画ライフを祈っております。ではでは!