えいがめぐり

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【スプライス】闇の深い映画紹介 グロ注意 SF/ホラー

 みなさん、こんにちは!なつをです!

 いつものように幾つか映画を観漁っていた私ですが、闇の深い映画に出会ったので1つご紹介しようと思って書いています。

 

 本日ご紹介するのは、日本では2011年公開のカナダ・フランス合同映画『スプライス』です。監督はヴィンチェンゾ・ナタリ、主演はエイドリアン・ブロディサラ・ポーリーです。

スプライス(字幕版)

            画像はAmazonより

 簡単なあらすじ

 

 科学者の夫婦、クライヴとエルサは禁断の実験に身を投じてしまう__それは、人間と動物のDNAを配合し、「新生命体」を創り出すこと。実験は成功し、二人は誕生した「新生命体」にドレンと名付け、周りには秘密にして育てていく。ドレンは急速に美しい女性へと成長していくが、彼女の進化はそれだけで収まらず、手に負えないモンスターと化していく、、、

 

 倫理的問題

 

 「クローン」「倫理」という言葉はセットである。どこまでが許されて、どこからが罰せられるのか。

 

 もし、クローン技術が許されれば、多くの「不治の病」の治療法が前進することが予想されています。なぜなら、遺伝子や細胞が自分のものに近ければ近いほど、拒絶反応が起こりにくいからです。遺伝子が近い親からの移植でも拒絶反応が起こる可能性がある中で、クローン技術はある種の救いであるのかもしれません。

 

 しかし、それには多くの問題があります。1つは「命」を軽く扱っているのではないか、というものです。「生命は多くの奇跡が積み重なった結果であり、それを創り出すというのはどうなのか」ということですね。この問いに対する明確な答えは出ていませんし、これからしばらく出ることもないと思います。

 

 また、クローンが認められると何が起きると思いますか?おそらく、人口移植などのためにビジネスのために企業が動きだすと思います。いくらでも拒絶反応の心配の無い臓器を高いお金で取引できるわけですからね、、、これも映画でよく扱われるテーマの1つですよね。

 

 そして、「人間の存在」がもう1度問い直されることになります。自分たちと同じ存在が目の前に現れたとき、「じゃあ、私たちは何なんだ」ということになりかねません。

 

 これらの事情から、クローン技術は平行に進んでいるのです。


もしも自分のクローンを造ったら?

 見所

 

 本作では「人間の欲望」がよく表されています。病に悩む多くの人類のためなのか、それとも自分の好奇心のためか、それらとクローン技術のタブーとの葛藤がよく表されています。 

 

 また、観終わってみると、予想以上に多くの伏線的役割を持つモチーフが多く出てきていたことに気がつきました。つまり、しっかりと映画として作り込まれているということです。

 

 そして、1番の見所はタブーを犯した先には何が待っているのか、衝撃のラストは一気にこの映画の闇の深さを思い知りました。

 

 ただ、終始かなりグロい映画ですので、そういった映画が苦手な方はお気をつけください!!

 

 

『スプライス』を観るなら

 

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 最後まで見ていただきありがとうございます!それではみなさんの良き映画ライフを祈っております。ではでは!