えいがめぐり

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やはり天才ジム・キャリー!【トゥルーマン・ショー】もう1度観たくなるモチーフ考察

 みなさん、こんにちは!なつをです!

 本日も1つ映画のご紹介です。今回の映画は個人的に特にオススメです!

 

 本日ご紹介するのは、1998年公開のアメリカ映画『トゥルーマン・ショー』です。監督はピーター・ウィアー、主演はジム・キャリーです。ジャンルはドラマ、コメディーです。

トゥルーマン・ショー (字幕版)

                    画像はAmazonより

 

 ジム・キャリー主演の作品をご紹介するのは、今回で3回目ですね!過去2作品の記事も貼っておきますので、よろしければ御覧ください!

 

www.movie-favorite.work

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 簡単なあらすじ

 

 離島・シーヘブンで、保険会社に勤めるトゥルーマン・バーバンクは誰に対しても優しく、とても明るい青年である。彼は昔、父と一緒に海でボートを漕いでいた時、父の注意を無視し、どんどん船を進めたため嵐に巻き込まれ、海に投げ出され、父を失ってから水恐怖症を持っていたため島から一度も出たことがなかった。

 ある日、トゥルーマンが道を歩いていると空から大型の撮影用ライトが落ちてくる。また、いつものように街で新聞を買い、歩いていた時、死んだはずの父親と遭遇する。しかし、その直後、父親らしき人物は瞬く間に何者かに連れ去られてしまう。彼はこのことをきっかけに、今まで気にしていなかった自分の周囲を不審に思い始める。

 

 

 見どころ

 

 まず、作品の構成やコメディー要素などで観たとき、20年も前に公開された映画とは思えないほど面白い映画です。さらに、主演はジム・キャリー、、、。普通の俳優さんなら不自然な動きや服装も彼ならなぜか自然に感じられます。上にもある2つの映画とこの映画を観れば、間違いなくジム・キャリーのことが大好きになると思います!

 

 

 

 

 考察  (ネタバレ注意!!)

 

 ここからは映画の考察に入ります。これを読めば、タイトルの通り「もう1度観たくなる」はずです!3つのモチーフで切り取ります!モチーフについては、こちらの記事を見てください!
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 構造 

 

 1つ目は「構造」です。この作品は、あるテレビ番組による24時間365日連続放送でトゥルーマンのライブ中継であるわけですが、ただ三人称視点で映すわけではなく、しっかりカメラの画面のようなものが時折映ります。こうすることで、「我々→トゥルーマンの周囲→トゥルーマン本人」という入れ子型構造が出来上がるわけです。この構造により、映画を観ている私たちと映画との距離感に揺さぶりをかけ、「フィクションをフィクションとして」意識させることができるわけです。

 

 繰り返し

 

 2つ目は「繰り返し」です。これも映画ではよくある手法ですが、同じようなシーンを繰り返すことで「2つのシーンでの違い」を観ている人に意識させることができます。本作では、異変に気がついたトゥルーマンが行動を起こし始める直前までがかなり似たものになっていて、また海に出るシーンも子供のころとの比較になっています。

 

 回転

 

 私は映画内で「回転しているもの」が多いなぁ、と思いながら観ていました。みなさんはどうでしたでしょうか?

 特に分かりやすいものとしては、「車で街から抜け出そうとするトゥルーマンが円型の道路をぐるぐると回っているシーン」が挙げられます。他にも多々ありますので気になった方は観てみてください!

 回転が表す意味の正解は1つではないと思いますが、私は意味の1つとして「物語が動きだす」ことを表している気がします。よく「頭の回転を速くする」などと言いますが、回転を速めるのは何か考え事をしているきのように問題解決に動きだすとき、だと思います。このように何かに気づき、トゥルーマンが真実に向けて動き出したことを表していると考えます。

 

 

 

『トゥルーマン・ショー』を観るなら

 

 普段DVDやBDを借りて映画を観ているという方!安く観たいということであれば、Amazonのプライムビデオがオススメです。特に学生の方アマゾンでよくショッピングをされる方には本当にオススメです!プライムに入会するだけで、注文物の翌日配送やプライム対象の商品は送料がかからない、といった特典が非常に多いです。さらに、通販を多く利用するであろう大学生にはprime studentが適用され、年会費は通常時の半分2450円で、同様の特典が得られます。30日の無料体験もあるので、これから映画を観ようと思っていたり、ショッピングもしたいという人は是非チェックしてみてください!

 

 

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 いかがでしたでしょうか?皆様にとって映画がさらに面白いコンテンツになればと思っています!

 みなさんの良き映画ライフを祈っております!ではでは!