クリストファーノーラン難解作【メメント】がもう一度観たくなる見所紹介
どうもみなさん、こんにちは!なつをです!
いつも足を運んでいただきありがとうございます!
みなさんはどういった映画が好きですか?
どんな映画に出会ったときに「あぁ、いい映画観たな」となりますか?
私は観終わったときに考察しがいのある映画が好きです。終わった後にも色々考えて楽しめる映画が好きです。
割と最近に観た映画だと『インセプション』、もう少し前だと『アイ・アム・レジェンド』が特にお気に入りです。
まだ見てないという方、時間があるときに是非覗いていってください!↓↓↓
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前置きが長くなりましたが、本題に入っていきたいと思います!
本日ご紹介する映画は日本で2001年に公開されたアメリカ映画『メメント』です。監督はタイトルにもある通りクリストファー・ノーランで、原作はその弟ジョナサン・ノーランです。主演はオーストラリアの俳優ガイ・ピアースです。ジャンルはサスペンスです。
画像はAmazonより
簡単なあらすじ
主人公レナードはある事件により数分前の記憶を忘れてしまう前向性健忘を患っていた。妻を殺した男に復讐をしたいレナード。しかし、彼は少し前に話した相手の名前も顔も忘れてしまう。彼はメモを取ることでハンディキャップを克服しようとしていた。出会った人物や訪れた場所はポロライドカメラで写真を撮り、その写真にメモを書き添える。そして、特に大切だと思ったことは体に刺青として彫り込むという生活を送っていた。それでもなお、変化し続ける世界に戸惑いを隠しきれず、誰を信用すれば良いかもわからなくなり始め、、、
見所
この作品の最大の特徴はストーリーが終わりから始まりへと、時系列を逆向きにするという少し珍しい形です。ここでまず、観ている人の多くは混乱することでしょう。この設定が主人公の記憶障害と相まって真相への道をより難解にします。
また、本作のタイトル『メメント』ですが、これはラテン語で日本語に訳すと「記憶」です。主人公は「記憶は曖昧なもの、確かなのは形に残るもの」と言ってます。確かにその通りです。過去や記憶は時間が経つにつれて、自分がこうあってほしい、と思うように美化されていくことがあります。一方、メモのように形に残しておけば、たとえ記憶を無くそうが事実しか残らないのです。
しかし、これがラストに近づくにつれてものすごく大きな意味を持ってくることになります!
さらに、モチーフとして「反復」と「境界」が存在します。これもこの映画の重大な鍵になっています。まずは、「反復」。こちらは文字の通りで同じシーンや似たシーンが何度も出てくることにより、印象付けなどの役割を持っていると言えます。
そして、「境界」。境界により主人公の世界は「記憶」と「現実」で2つに区分されます。そして、2つを区分する「境界」の役割を担うのが身体や紙に残したたくさんのメモや写真です。記憶と現実の境をレナードは何か形に残すことで分け隔てているのです。
しかし、この境界は複数の人間からの嘘や証言により、これ自体が曖昧なものへと変化し、隔てられた2つの世界は複雑に混ざり合うようになります。
「どういうことなんだ?」ともう一度見返したくなるようなラストが待っていること間違いなしです。できれば時間のあるときに観てほしい、そしてじっくりと考えてほしい映画です!
『メメント』を観るなら
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最後まで見ていただきありがとうございました!それではみなさんの良き映画ライフを祈っております。ではでは!